バレンタインデーなんかこの年になると関係ないものと考えていた。
しかし自分ではなく、小2の娘には一大行事のだったようだ。
好きな男の子の下駄箱にラブレターらしき手紙を入れてきたらしい。まだそういう風習残っているんだな…と感じてしまう。
娘がとられる!とかそういう感情はまるでない。しかしずいぶんとませすぎだろ~と感じてしまう。そして変なトラブル(相手の親からクレームの連絡など)が発生しないことを願っている…
会社では、よくある光景ではあるが無関係の人間が𠮟りつけられるという光景を見たくはないが見させられる。それも2つも。
1つめは、朝から工場内には空の網パレットが確かに散乱はしていた。だが通路の邪魔になるわけでもないし、まして言うと面倒な奴TC(ばか課長)の管轄だ。
そういう時は自分はそういう場所には一切近づかない。近づけば必ず火の粉が飛んでくる。
そんなところに良かれと思って片づけようか…と近づいたS氏。
事務所から見ていたのかと言うくらいに飛び出してくる、副社長。
副社長「いつも使わねぇパレットだらしなく出しっぱなしにしやがって!しっかり使うのと使わねぇの整理しろ!」と雷を落とす。「これもこれもいつから置きっぱなしなんだ!」これまで言わずに我慢していた分を放出するかのようにぶちぎれる副社長。
S氏は全く管轄外の人間である。叱れるべきはTCのはずなのだが…良かれと思っては我が社では命取りになりかねないのだ。
2つ目は、作業の中で産業廃棄物を動かす作業を行うY君。彼はとてもだらしがない。
彼はほぼ毎日工場内の通路に産業廃棄物をこぼしていく。しかし彼のこだわりなのか、絶対にこぼしたものを掃除をすることはない。毎日彼とは別の人間が彼のこぼした産業廃棄物を掃除をする。(時には副社長なり経営陣まで掃除をする。)
今日は朝に続き、虫の居所の悪かったのか、副社長が別件で忙しくしているY氏を急に捕まえ「お前が掃除しろ!毎日汚しやがって!」と一喝くらわされていた。
くらわされたY氏、こっちを困った顔で見上げてくるが「とばっちりが来るからこっち見んじゃねー!」と言う目でアイコンタクトをおくってやった。
本当に、我が社のようなものづくりの最下層みたいな会社では、小さな理不尽から大きな理不尽までいろんな理不尽が重なり合っているのである。