日常

申し訳ない。ごめんな。

3月2日に股関節を大手術したco。

脚にバンテージをグルグル巻きで2週間絶対安静。(だいぶ動き回ってはいたが…)とても元気に元の生活に戻りつつ過ごしてきた。よく我慢してくれた。

そして2週間、朝から夜中まで看病した親父にも感謝だ。

今日3月16日、待ちに待った検診、抜糸の日を迎えた。

抜糸が終われば、後はバンテージも外れて少しずつ運動していくことになっていた。

…はず…

もう元気になって車に乗るのを楽しみにしているco。もう少しで完治と思い気楽に考えていた家族…気楽に病院に向かった。

病院での処置。レントゲン撮影と、バンテージを外してcoが処置室から戻ってきた。

なんだかcoはそわそわしている。

親父とおれは「すぐ帰れるからいい子にしようね。」「今日はすぐらよ~。」と何度も言った。

よく見ると抜糸がされていない。

なんでらろっか?ここで抜糸するんだろっか?と思った。

先生が入ってきて開口一番「再脱臼していますね。残念ですが、術式を変更して再手術しましょう。」「急で申し訳ないんですが…今日はいかがですか?」

えええええええええ~!?

再手術!?それも今日!?マジか!?

本人の負担も考えると、今日はきついんじゃないか。と考えてしまう。

しかし先生からは「できるものなら、筋肉を落としすぎないうちに。そして脱臼が入ったり外れたりを繰り返すのも本人への負担も大きいと思うので…」とのことだった。

プロがそう言ったら、その選択がベスト。

「すぐ帰れるからいい子にしようね。」「今日はすぐらよ~。」と言ったおれ馬鹿!

本人察してか、出口の扉前から全然動こうとしない。

言葉は分からないはずなのに、「手術のほうお願いします。」と先生に伝えた時のcoの目は絶望と言う言葉が一番合うと思う。

そうと決まれば病院側は「お預かりしますね。」と言ってスーっとcoを処置室へ連れていく。

しかし本人は必死に抵抗をする。聞いたことのない「ひぃひぃひぃ~~~~~~ん」と言ううめき声とともに…

coごめん。嘘をついてしまった。

処置室に入る最後の目、、、忘れられないほど悲しい顔していた。

…すまない。

手術自体は先生、スタッフさんのおかげで無事に終了した。

これからリハビリしながら絶対完治してもらう。

しかし言葉を話せないco。やはりおれに不信感を感じたらしく、家に帰ってきてお疲れ様と伝えるため近づくと「うーうー!」牙をだしてとてもご立腹である。

…ごめんね…coよ…