日常

本を読む。

自分は知識、教養がとても足りない。

普通とはどれくらいか分からないが、自分で感じるくらいなのでだいぶである。

そのせいもあるのか、振る舞いが冷たい受け答えだったり、感情的な対応になってしまう。

まだ言葉を覚えていない赤ちゃんと一緒で…知ってる言葉が少ない。そのため思っていることを伝えられない。そのため人と深く話したり、いろんな経験が少ないため人のことを考えた立ち振る舞いができない。悪循環を繰り返してここまでやってきてしまった。

ちなみに知り合いはいても、友達0人である。

こんな状態では、自分は良くても家族に迷惑をかける!と感じたため、幼少期からの知識、教養、経験は取り返すのは無理なので…とりあえずどんな本でも、活字を読んでいこう。ときめた。

自分の中で決めた目標は「月に最低一冊は漫画、雑誌以外の本を読むである。」

始めた当初は町の図書館に本を借りに行き、読んでいた。

最初は自分の未知の世界を教えてくれる宝箱だった。

しかし3か月もすると、借りに行くという工程が煩わしくなってしまった。自分の家から図書館まで車で十五分。本を読むために着替えて、車を出して…それだけで1時間手間である。その上天気が悪かったらさらに鬱陶しい。

その上知り合いに遭遇したら最悪である。自分は本なんか読まなそうなイメージ…いい加減でアホなキャラでいたいのだ。「アホのくせに本なんか読んで、インテリぶるな!」と思われるのは嫌だ。(教養のないやつなので、自分がなく、人の目を気にしてしまう。)

そして2週間の返却期間に追われて、最後の二日間ずっと本に縛られるような生活になって息苦しさを感じるようになってしまった。

このままだと、本を読むことをやめてしまうなと悩んでいたが…自分なりに解決策を見つけた。

もともとやっていたメルカリで本を買って、読んで、もし要らなければまた売ってしまう。

このサイクルで本を読むことにした。

これなら、本の返却期間に追われない。わざわざ出向かなくてもいい。人に会うこともない。人に借りられてることもないから、話題作、人気作品にも手を出せる。(人気作、話題作はリセールもいい。)

このサイクルに切り替えてから、なんとか読書癖は継続できている。

最近読んだ本はMEGUMIさんの「きれいはこれでつくれます。」である。

唯一デメリットとしては、読んで面白かった作品、感銘を受けた作品を売れずに本棚を占拠していってしまっているところだ。