仕事

お互いの正義

週1の投稿を目標にやっていこうと思う。

見返せば、自分の日記になるのだから続けていきたい。

毎日、毎日、会社での自分の立ち位置は変化していっている。

言うなれば、不安定な方に流されていっている。

係長がギブアップしてしまった今、主任のY氏がせっせっと伝書鳩をして僕のところに、TK課長からの指示を運んできてくれる。

我々現場作業員を馬鹿にしているTK課長。やったことがないから雰囲気的な指示を出して、しっかりした指示を出せない。

やれ「製品が濃くなってる気がする」「いつもの通りで」「なにか感じが違うから」と全て数字で話、指示できるところをはっきりした指示をださない。

いや、理解度が低くて指示を出せない。

説明を求めれば、「なんでわからねんだ!現場でわからねんだか!」と言い出す始末だそうだ。

確かにこれをかみ砕いて我々に伝えていた係長、ご苦労半端なかったんだろうと思う。

ただでさえ恨みつらみのある自分に、こんなクソみたいな指示を持ってこさせるわけだから、こっちも「その意味の分からん指示への回答求む。技術的、数字での回答を」と突き返すようにY主任に持ち帰らせていた。(持ち帰らせてもTK課長が激昂するだけなので、Y氏は何も伝えていなかった。)

しかし板挟みになるY氏。とうとう口が滑って自分が持たせた話を馬鹿正直に伝えたそうだ。

TK課長顔を真っ赤にして、Y氏に詰め寄ったそうだ。

それを見ていた、事務員さんがY氏に「大丈夫?これからやっていける?」と声をかけたそうだ。

するとY氏「だめかもしれない。もう無理かもしれない。」と漏らしてしまったらしい。

そこからは事務所内、話が加速しだしたそうな…

すぐに話を聞いた事務員さんは副社長に、「Y氏が2人に潰される!」と報告したそうだ。

ここからは自分のターンになる。

急に副社長から話があるから少し時間いいかと、呼び出しをされた。

この段階では事務所の中での出来事を知らない自分は、また係長がギブアップした事情聴取程度だろうくらいに思って、呼び出された部屋に入っていった。

副社長から「単刀直入に話するけど、このままらとや会社ダメになってしまういや。」

「コストダウンや周りの状況にTKもや、難儀してるんだ。会社のためと思ってTKの指示に従ってくれ。」といいだしやがった。

自分「会社のためなら、間違った指示、理にかなわない指示は…」と話を続けようとしてるところ、さすがこの男…

「じゃあ他の部署の雑用仕事させてやろうか!?都合のいいように使われるようになるでいいんだな!?」とキレたのである。

呆れてしまう。彼がこうなったことに、大分責任があるはずの副社長…

自分「あぁ~…まぁそれならそれでいいんじゃないですか。それは任せますよ。」と伝えてあげた。

脅しも大して効果がないとすぐに気付いた副社長、「まあ…そういう話じゃねんだいや。あんたの知恵と知識を使ってとりあえずコストダウンできるところ提案してくれねぇか?」と話もだいぶ方向転換してきた。

自分「それはいいですけど、自分がそこに口出しすると忖度なしでひっかきまわすかもしれませんけど大丈夫ですか?」と伝えると。

副社長「それでいい。とりあえず提案してきてくれ。」とのこと。

自分「わかりました。それでは失礼します。」となんの話をしにきたのか分からないまま、退席してきた。

自分の持ち場に戻ると、イライラがこみ上げてくる。

丸く収めたいのか、力でねじ伏せたいのか、副社長の腹は後者なのだろうけどムカついて仕方ない。

「大体、こんな風通しの悪い会社にしたのはお前なんだよ!」と独り言、時には近くにいる係長にぼやきながら過ごしていた。

「性格の悪い自分」、「自分に負けず劣らず性格悪く、社内で権力を持ってしまったTK課長」折り合えることなんてできるのだろうか…

写真は我が家のガウディが建築なされたものになる。