我が社はハローワークに年がら年中、求人票が出っぱなしになっている。
会社内は仕事に対して人が余っている。特に増員の必要はない。
しかし会社状況とは関係なく、求人票って三か月ごとに更新するはずだった気がするが…会社のお偉いさんは毎回更新しているようだ。
そしてその求人票に魅力を感じ、希望を抱いた探検家が一人やってきた。
年齢は50歳。
会社見学にやってきた際、僕は見た!期待に夢膨らませあふれ出る笑顔を…
あの笑顔が崩れていくかと思うと心苦しい…
「その求人票,嘘ですよ!ボーナス前年度実績4か月。嘘ですよ!」と言ってあげたい。
会社見学の帰りに、もう「面接を希望する!」とまで言って帰っていったそうだ…
そして数日後、面接も開始10分で採用が決まったそうだ…
我が社の採用のモットーは「来るもの拒まず!」だ。
「まだ引き返せる!止めておけ!会社パンフレットに書いてあるアットホーム。そこもヤバいから止めておけ!」「ホントにヤバいから!」と言ってあげたい。
…とんとん拍子…
期待に大きく胸膨らませてるのは分かった…
…しかし…会社の内情は…
配属先は特にないが求人は出っぱなしの為…採用したが行き先なし。
TZ常務が「誰か必要なところあったら教えてくれ!」と社内全体にアナウンスするがどこも手を挙げるところはなし…
「なんでこんな年いった人採るんだ!」なんてTK課長は陰口言い出してるそうだ…それは60歳までで求人出してる会社に言えよ…である。
終いには新人さんが来る前日には、誰も話題に上げない程臭い物になっていたそうだ。
こんな無責任な会社があるのである…人の人生がかかっていてもこんなものである。
それが私の勤める会社である。
…最短で3日で去って行った者もいたな…
…他にも…
普通の方だったが…育てる気のない両課長に「いい年してこんなことも出来ないのか!」と人前で罵られ、ダメな奴のレッテルを張られ、両課長の取り巻きから無視され続けられ「教えたけど何にも覚えない!何にも任せられない!」なんて噂をたてられ嫌がらせを受けてボロボロにされて、去っていた人もいた…
それに対して会社も助けるでも、おとがめもなし…
下手に出れば馬鹿にされ潰され…少しセンスがあると良い芽は徹底的に潰される…
それがコノカイシャ。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角人の世は住みにくい。」夏目漱石の一文だが、最後の「人でなしの国」とはコノカイシャみたいなのを言ううんだろう…
「新人さん。ダメなら早く逃げるんだぞ!私は助けることは出来ないけれど…くれぐれもコノカイシャに潰されるなよ!」とアドバイスしてあげたい。