仕事

生理的に無理なんだな~

会社で無関心を貫いているつもりだが、今日は気持ちを逆なでされた。

上から「明日は会社に来客があるため、工場内一斉清掃!」との号令がでた。

ま~仕方がないか~文句が出ない程度に掃除しときますか~。といいかげんに掃除をしようとしていた。

とりあえず大きなゴミは拾い終わり、後はほうきで掃除をしようと考えたが、自分の領域はほうきで掃除するには広すぎる。

普段自分は使うことはないのだが、社内に共用で使える工業用の掃除機を使って掃除しようと考えた。

毎日TH君、I君が使っているし動きはするんでしょう~と思い引っ張り出してみた。

収納は文句のつけようがないくらい完璧だ。

しかし物を見たら、ガムテープでホースは塞いであるわ、あるはずのローラーが無くなってローラーの取り付け部も引きずり回されて擦れて無くなっている。指摘箇所なんか探したらキリがない。

我が社名物、「道具の不具合は知らんぷり。」である。

案の定、線を繋いでスイッチを入れてもモーターは回っているが吸いやしない。

せいぜい吸っていても人の深呼吸程度だ。

これでは埒が明かないので、普段使っているTH君を呼び出して「これはいつもこれくらいしか吸わないの?なんかコツでもあるの?」と聞いてみた。

TH君「…いつもこんなもんだ…。」

自分「は?これじゃ何も吸えないだろ?」

TH君「…こんなもんだ…」

自分「は?これでか?家の掃除機でももっと吸うだろ?それにそこら中ガタガタじゃねーか!これで普段使ってるんか?」

TH君「…う、うん…」

自分「もういいや!こっちで上に話しとくから持ち場に戻れ~」

との流れで彼との話は終わった。

この掃除機どうしますかね?なんて先輩上司と話していると、しばらくしてTH君、何も解決できないTZ常務を連れてやって来た。

TH君「すいません。最近この掃除機吸いが悪くてどうしましょう?困ってます。」とぬかしやがる。

たった今さっき「いつもどおり。」だって言ったじゃねーか!

馬鹿馬鹿しくなってその場を離れた。

そして彼らが話し合いが終わったのを見計らって、TH君に「それそっちで何とかするなら引き揚げてくれ。」と伝えたら「…いや、おれ違う仕事あるから。」

はぁ~!じゃあ何でしゃしゃり出てきたんだ!とは思ったが、もうこっちは何も言わずに元の状態で、元の場所にしっかり掃除機は戻しておいた。

案の定、掃除機は現状維持のまま引きずり回されている。

これがうちの会社だ。

今日も我が家の河津桜の写真を。